ストラト使いの音作り
よく音作りどうしてるんですか、と聞かれます。
いやー、これ、中々サクっと説明出来ないです。
どこのどの音だろう？とか考えちゃうわけですよ。
なので、今日はここでセッティングを書いちゃおうと思います。
まず、リリースした時からよく聞かれるこの曲から。
ロマンティシズム
http://www.youtube.com/watch?v=qmzQ4zkmSI4&list=UUWwtzhBP3rqk3bQ_bm0lLUA&feature=c4-overview
使っているのはもちろん愛機、XOTICのストラト。
左右に２本づつ、計４本重ねてあります。
ピックアップは全部リア、アンプはSOLDANO。
手前の２本にはオーバードライヴを噛まして、奥の２本はアンプに直です。
確かセッティングはBassが4.8、Middleも4.8くらい、Trebleが5.5、だったはず（笑）
かなりフラットなサウンドにしてます。
響きをクリアにしたかったので、弾き方も出来るだけクリアにするとこういう感じになるはずです。
続いてこの曲。
最後の夜
https://soundcloud.com/psychokuimetallics/ikjlwofp8zal
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リフ、サビ、展開部、ソロ、と細かくセッティング変えてますね。
リフのピックアップはフロント、トーンを絞って７くらいにしてます。
オーバードライヴを噛まして、アンプのセッティングはBass6、Middle8、Treble4、だったはず。
サビでピックアップをセンターにして、セッティングはそのまま。
展開部はピックアップをリアにして、Middleを７、Bassも７、厚みを出して歪み感を少し出してます。
ソロはセッティングは展開部と同じでピックアップをフロントに。
切なさと明るさが同居するようなサウンドです。
お次はこちら。
HOLIC
https://soundcloud.com/psychokuimetallics/holic
amazon
ギターで壁を作ってありますね。
この曲はセッティングを決めてエフェクトを多様してます。
ゲインが７、マスターも７、Bassが４、Mddleが８、Trebleが６とかかな？
使ってるエフェクトはメロ裏でトレモロ、２番にはそこにフィルターをかけてます。
サビではワウも踏んでますし、ソロの後半ではリバースディレイとコーラス。
左チャンネルでなってるクリーンはパーカッシブなコンプかけてます。
ソロの前半だけフロントをつかって、あとは全部リアですね。
ベースがファズを使っていて、オケでシンセもなっているので、狭い空間を縫って刺さってくるようなサウンドを目指して作りました。
最後はこちら。
いつか死んでもいい日がくる
https://soundcloud.com/psychokuimetallics/ituka-sindemo-iihiga-kuru
この曲ではDEMETER製のプレキシマーシャルみたいな音がするアンプを使ってます。
ストラトのセッティングはBass7、Middle6、Treble3.5。
60年代のような音にしたかったのでこんな感じ。
オーバードライブを噛ましてミドルに粘りを出しつつ。
サビ裏でコード感とパワー感を出すためにSGを使ってますが、そちらはアンプに直でゲイン７くらいにあげて、Bass７、Middle7、Treble4。
ソロはストラトで、前半はジミヘン意識のワウ、後半はクラプトン意識のフロント／センターのハーフトーン。
エンディング近くのソロはSG、ピックアップはセンターです。
とにかくレトロなヴィンテージトーンを目指して音作ってます。
ライヴの時のセッティングは、基本的にBass7、Middle6、Treble3.5。
でも場所やオペレーターによって音が変わっちゃうので、毎回かなり大胆にイジってます。
外音を基準にして、中音はもうどうでもいいや、くらいで考えてますね。
プレゼンスはその名の通り存在感、なので輪郭が欲しい時に、輪郭が出るまで上げてます。
まぁ、上げても３くらいかな？
ちなみに録音の時は何もしなくてもはっきりくっきり録れちゃうんで、あんまりプレゼンスは上げないです。
ライヴの時はいちいちセッティング変えてられないので、できるだけフラットな感じにして、右手と左手で対応するスタンスですね。
録音時のセオリーはゲイン低め、音量小さめですが、自分は殆ど気にしてないです。
ゲイン７、マスター７くらいで、これくらいにしておかないと粘りが出ないと思ってます。
100ワットのアンプなんで爆音になりますが、まぁ大丈夫かな、と（笑）
ってな感じでみなさんのセッティングの参考になれたら嬉しいです。
自分はギブソンやフェンダーのメーカー特有のサウンドがあまり好きじゃないので、出来る限り自分の音になることを目指してセッティングしています。
自分のトーンはギタリストの夢ですね。
おれがやってるバンド、PSYCHO kui METALLICSのライヴの予定です。
このブログは趣味に走りすぎていて何をやっている人かまったく解らない、と言われましたので。
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