R100、どう観るか
先日のインタビューで、松本監督が遂に笑いをとりに行ってない、と言った。
これはとても重要だと思っている。
個人的には、過去の作品は松本人志のコントの長いやつ、だと捉えていた。
その観点から観るべき映像だと思っていた。
自分としては、「大日本人」は腹を抱えて笑った。
「しんぼる」は、「大日本人」で受けた批判をしっかり反映して作った感があったけれど、個人的にはボケてナンボの松本人志がツッコミやってるってどうなの、という感じで。発想、設定としてはおもしろかったけど、ツッコミなら別の人でも、と思った次第。
「さや侍」に至っては劇場に足を運ぶこともしなかった。なぜかと言えば本当に別の人にやらせてみた、という作品だったから。いや、ほんまにやるんかい、と。
映画としてどうか、というなら自分には感想しかなく、批評等やれそうにない。
しかし、コントとしては難易度をどんどん下げていく流れがあったと思う。
で、今回である。
笑いを取りに行ってない、とはどういう意味なのか。
これがボケなのかどうか、という所をまず我々は考えねばならないと思う。
額面通り受け取るのか、松本流のボケなのか。
そして、マジで本当に一切の笑いを無くした作品であったら、どう観るのか。
それは世界のキタノのような、「映画」を作ったものなのか。
それともまた別の「映像表現」なのか。
ただ単に頭の中を映像化しただけのPVのようなものなのか。
はっきり言ってあまり興味が無かったが、俄然興味が湧いている。
自分は一切事前情報を入れたくないタイプなので、今わかるのはタイトルとニュースのヘッドラインになった文章くらいである。
あえてその中から予測するなら、R100というタイトルぐらいしかない。
R100、というタイトルはレーティングを100歳以上にするというボケではないかと思うのだが、これがボケでないとしたらガチで100歳以上を対象としている、という意味になる。
過激さがR18どころじゃない、とか、そういう方向なのか。
それとも100歳未満には理解出来ない難解さなのか。
もしかしたら100歳にならないとおもしろさがわからないのかもしれない。
タイトルとなにやらSMを題材にしてるっぽいことはわかるのだけれど、100歳にとってのSM、という内容かもしれない。
見た感じ女性みんな女王様っぽいので、100歳ともなればメンタル的な攻め、しかも特殊な攻め方を描き、それを見せることで何かを表現したりするのだろうか。
松本人志的に予測するなら、やはり何らかの概念的なおもしろさを追求していると思われる。
結局、何を表現しようとしているのか。
そこに帰結してしまう。
この映画の最終的な画には期待せざるを得ない。
というわけで楽しみである。
とりあえず、コントではない作品として観よう
ここからは宣伝。
おれがやってるバンド、PSYCHO kui METALLICSのライヴの予定です。
このブログは趣味に走りすぎていて何をやっている人かまったく解らない、と言われましたので。
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10/5 京都LIVE SPOT RAG
10/11心斎橋club jungle
10/20京都ガタカ
11/11新横浜BELLS
11/13宇都宮HELLO DOLLY
11/14大塚DEEPA
詳細はオフィシャルホームページまで!
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映画としてどうか、というなら自分には感想しかなく、批評等やれそうにない。
しかし、コントとしては難易度をどんどん下げていく流れがあったと思う。
で、今回である。
笑いを取りに行ってない、とはどういう意味なのか。
これがボケなのかどうか、という所をまず我々は考えねばならないと思う。
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そして、マジで本当に一切の笑いを無くした作品であったら、どう観るのか。
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それともまた別の「映像表現」なのか。
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松本人志的に予測するなら、やはり何らかの概念的なおもしろさを追求していると思われる。
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