さとさまの日常

京都のROCK BAR DIRTオーナー、さとさまの日々の覚え書きを書き記す。

イケメンとはなんなのか

最近、なぜだか人にイケメンと言われるようになってきた。

なぜ急にそんなことになったかという部分を自分なりの分析してみると、多分何年か前なら外見的にもトンガっている部分が前面に出ていて、女子から気軽に声をかけられるような感じでは無かったのだと思う。

ここ何年かで外見的にも内面的にも世間一般の人々に大分近づいたのではないか、ということである。

結果率直に意見を頂くようになり、大まかにイケメンである、という感想を頂ける身分になったのだと思う。



では急に自分がイケてるメンズになったのかというと、そうではない。

全くイケてる感じがしないのである。

いや、そもそもイケてるメンズとはなんなのだろうか。



まず思うのだが、イケメンとモテ男は全くの別物である、ということ。

イケメンは、外見的要素が強く含まれている気がする。

つまり、女性にモテようがモテまいが外見がある程度以上に整っていればイケメンと呼ばれるが、モテないヤツはモテないのである。

その上、外見からの期待値が高い為、それに答えることが出来なかった時の落差は結構厳しいものがある。

振る舞いまでイケてないと、理不尽なことに普通以下の評価をされてしまうのだ。



そう、イケメンとか言われてもあんまり良いことはないのである。

むしろ自分の言動が難しくなるだけなのだ。

イケメン=モテる、という見解を持つ人も多いかもしれない。

果たしてそうなのか。

女性が好ましく思う言動をしていれば女性はその人を好きになり、逆なら嫌われていく、これは顔面の造形に関わらず同じだと思う。

そして、一体どういうことを好ましく思い、逆にどういうことをすると嫌われるのか、個人差がありすぎて皆目見当もつかない、ということである。



ここに罠がある。

はっきり言って普通にしてたら全然モテないしむしろがっかりされてるような気がするのである。

それなのにモテるんでしょう、みたいなことまで言われたりするのである。

腑に落ちないことこの上ない。

上記したように、モテる、とは本来的な性質が女性に好まれる人のことだと思うのである。



もちろんおれはステージに立つ人間として、自分の見せ方やカッコ良くある為の努力は惜しまない。

それは仕事であり、自分の表現に必要なファクターだと思っているからだ。

少なくとも、自分は太ってしまったらどんなに上手くギターを弾いても成立しなくなるタイプの人だと思っている。

だから同年代から見れば外見的には若いし、ちゃんとしてるとは思うけど。

しかしである。

そもそも必死こいて努力してるやつは本来的なモテ男ではないとおれは思う。

だって気を抜くとモテないわけだから。

そしてもっと言えば、モテようとしてないのである。



いやマジで。

正直三枚目キャラの方が気を使わなくて絶対に楽だと思う。

バカなこと言っても引かれないし、暴言を吐いても受け流されるし。

三枚目がたまにカッコ良いとこ見せるほうがモテるんじゃないかとすら思う。



あと実際に、カッコ良いですね、って言われた時の
対応に困るよね。

とりあえずありがとう、と言うけど。

キムタクとかってどういう対応してるのだろう。

あ、でもキムタククラスのイケメンの対応だとランク違いすぎて間違いかもしれない。

あれだ、誰々くらいカッコ良いですね、って言ってください。

そしたらケースバイケースで対応できるので。



む。

これはもしかして、ビジネスチャンスではなかろうか。

世のイケメンの振る舞いを体系化してまとめ、女性ごとに傾向と対策を作成して公開するサイトを立ち上げればアフィリエイトでウハウハなのではなかろうか。

中途半端なイケメン達がこぞってアクセスし、皆が謝辞とともにアフィリエイトとしてリンクされている商品をクリックしてくれるのではなかろうか。

ここへきて天は我に見方せり。

イケメンビジネスの萌芽が今ここに始まったと言っても過言ではない。



イケメンとはなにか、等とアタマの悪いことも真面目に考えてみるものである。

こんなにも生産的な閃きが生まれたのだから。



まぁでも自分でやるのも面倒なので、誰かやりませんか。

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ここからは宣伝。

おれがやってるバンド、PSYCHO kui METALLICSのライヴの予定です。

このブログは趣味に走りすぎていて何をやっている人かまったく解らない、と言われましたので。

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