水曜どうでしょうについて語らせてもらおうか
わざわざ説明しなくてもみなさんご存知だと思います、「水曜どうでしょう」。
オフィシャル→http://www.htb.co.jp/suidou/?crid=21bff92478ac21cd4d8c
DVDが発売しましたので、ちょっと水曜どうでしょうについて書きたいと思います!
【amazon】水曜どうでしょうDVD全集 第21弾『リヤカーで喜界島一周/釣りバカ対決!わかさぎ釣り2/水曜どうでしょう祭UNITE2013』
・「水どう」と私
自分の住んでいる京都では、UHF局がわりと早い時期から「水曜どうでしょう」を放送しておりまして、中学生の頃から見ておりました。
なんとなくぼーっと、だらーっと見られる番組、という認識でございましたが。
いつの間にやらすげーぜ「水どう」!というテンションを獲得。
以降新作が放送される度に楽しみにチェキる、という感じでございました。
・「水どう」の何が良いのか
全編に渡って基本大泉洋氏と鈴井孝之氏がダラダラしているだけの映像、それが「水どう」と言っても過言ではありません。
そのたらたらとしたトークがハマり出すともう抜け出せなくなるのです。
おそらく、そのスタイルは最初の企画「サイコロの旅」で生まれたのだと思います。
サイコロの出た目で次に行く所を決める、という今ではわりとよくみるこの企画。
その元祖が「水どう」なわけですが、この企画は必然的に移動するばかりになるわけです。
やたら長い移動時間の間の時間を持てあました出演陣とディレクター陣の暇潰しで始まったトークをまんま放送する、というのが始まりではないかと思っております。
この、その場にいる人間へ向けた非常にニッチなトークを共有することで生まれる独自の一体感が「良い」のですね。
作ってる感はないわけではないのですが、独特の基準があり、それが番組の個性となっているわけです。
・低予算、低クオリティでもおもしろい「凄さ」
初期の頃はカメラはハンディ一台、出演者2人とディレクター2人という体制で、低予算、低クオリティ機材で制作されていました。
おそらくそれなりの予算があれば、「電波少年」のような番組作りを目指していたかもしれません。
でも結果的に生まれたのは移動中の車内トークがメインのゆるい番組でした。
それでも番組はおもしろくなり、人気が出ました。
これは出演者、とりわけ大泉洋氏のセンスと能力が大きいと思われますが、当時の時代感覚、状況下でそこをメインに据えたディレクター陣の判断こそが「凄さ」の本質だと思います。
制作側の判断基準が他者のそれと違うこと。
それが番組全体の個性へと直結する、というyoutubeやニコ動全盛時代の基礎を築いたと言っても過言ではないのではないでしょうか。
テレビが面白くない一番の理由は、制作側の判断基準の画一性にあると自分は思います。
わざわざアフリカへ行って、キリンを尻目に大泉さんのおもしろいサングラスを映す、その判断がこの番組のブレなさであり、「凄さ」だと思います。
・おすすめの「水どう」
独断と偏見で選ぶ「水どう」ベスト企画!
第5位 全てはここから始まった、「サイコロの旅1」
サイコロシリーズが「水どう」の基礎です。
番組のノリ、楽しみ方はここに凝縮されています。
ゴールデンに打って出たサイコロ5で企画に限界が来ているという判断をする辺りも「水どう」らしいと思います。
第4位 シェフ大泉 夏野菜スペシャル
大泉洋氏に料理をしてもらう、という企画なのですが、何と畑の開墾から始まり、入れる器も自作しなければならない、という。
この回りくどさ。
これぞ「水どう」の醍醐味。
めんどくさい状況へ置かれた大泉さんのリアクションを眺めたい、その欲求が満たされるのは「水どう」しかないのです。
第3位 試験に出るどうでしょう 石川県・富山県
試験に出るシリーズ第2弾。
安田顕さんが試験に合格しなければ大泉さんが四国八十八ヶ所をまわらなければいけない、という企画。
安田さんがテストに失敗した時の大泉さんのコメントが秀逸過ぎます。
第2位 北極圏突入 〜アラスカ半島620マイル〜
キャンピングカーを借りてオーロラを見に行く、という企画。
やってみたら意外と日程がゆるかったため、良い感じのゆるさが生まれた人気企画。
最終的にオーロラが見れない辺りもポイント抑えていて良し。
いつも行き先をしらない大泉さんが最もヤマを外してしまうのもこの企画。
第1位 ハノイ→ホーチミン 原付ベトナム縦断1800キロ
レギュラー放送での最終企画。
ベトナムが本当に凄い。
毎日毎日なんらかのハプニングが起こります。
最後、という気合いの入り方もあり、長いシリーズですが見ていて飽きません。
次点 激闘!西表島
こちらはレギュラーシーズン終了後で最もユルかったと思われる企画。
となりの小学校の釣り具にイチャモンをつけてたら先生に見つかる、というミニコントで見せる大泉さんのバツの悪そうな顔ったら。
てな感じで語らせて頂きました「水曜どうでしょう」。
いかがだったでしょうか。
また、低予算で映像作る時は間違いなく参考になります。
番組が長く続くにつれて編集のウデがあがっていくところなんかも見ていて勉強になります。
おれがやってるバンド、PSYCHO kui METALLICSのライヴの予定です。
このブログは趣味に走りすぎていて何をやっている人かまったく解らない、と言われましたので。
7/26 心斎橋BRONZE
アルバム発売してます!買ってねー!
Amazon
詳細はオフィシャルホームページまで!
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自分の住んでいる京都では、UHF局がわりと早い時期から「水曜どうでしょう」を放送しておりまして、中学生の頃から見ておりました。
なんとなくぼーっと、だらーっと見られる番組、という認識でございましたが。
いつの間にやらすげーぜ「水どう」!というテンションを獲得。
以降新作が放送される度に楽しみにチェキる、という感じでございました。
・「水どう」の何が良いのか
全編に渡って基本大泉洋氏と鈴井孝之氏がダラダラしているだけの映像、それが「水どう」と言っても過言ではありません。
そのたらたらとしたトークがハマり出すともう抜け出せなくなるのです。
おそらく、そのスタイルは最初の企画「サイコロの旅」で生まれたのだと思います。
サイコロの出た目で次に行く所を決める、という今ではわりとよくみるこの企画。
その元祖が「水どう」なわけですが、この企画は必然的に移動するばかりになるわけです。
やたら長い移動時間の間の時間を持てあました出演陣とディレクター陣の暇潰しで始まったトークをまんま放送する、というのが始まりではないかと思っております。
この、その場にいる人間へ向けた非常にニッチなトークを共有することで生まれる独自の一体感が「良い」のですね。
作ってる感はないわけではないのですが、独特の基準があり、それが番組の個性となっているわけです。
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初期の頃はカメラはハンディ一台、出演者2人とディレクター2人という体制で、低予算、低クオリティ機材で制作されていました。
おそらくそれなりの予算があれば、「電波少年」のような番組作りを目指していたかもしれません。
でも結果的に生まれたのは移動中の車内トークがメインのゆるい番組でした。
それでも番組はおもしろくなり、人気が出ました。
これは出演者、とりわけ大泉洋氏のセンスと能力が大きいと思われますが、当時の時代感覚、状況下でそこをメインに据えたディレクター陣の判断こそが「凄さ」の本質だと思います。
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テレビが面白くない一番の理由は、制作側の判断基準の画一性にあると自分は思います。
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サイコロシリーズが「水どう」の基礎です。
番組のノリ、楽しみ方はここに凝縮されています。
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大泉洋氏に料理をしてもらう、という企画なのですが、何と畑の開墾から始まり、入れる器も自作しなければならない、という。
この回りくどさ。
これぞ「水どう」の醍醐味。
めんどくさい状況へ置かれた大泉さんのリアクションを眺めたい、その欲求が満たされるのは「水どう」しかないのです。
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試験に出るシリーズ第2弾。
安田顕さんが試験に合格しなければ大泉さんが四国八十八ヶ所をまわらなければいけない、という企画。
安田さんがテストに失敗した時の大泉さんのコメントが秀逸過ぎます。
第2位 北極圏突入 〜アラスカ半島620マイル〜
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こちらはレギュラーシーズン終了後で最もユルかったと思われる企画。
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てな感じで語らせて頂きました「水曜どうでしょう」。
いかがだったでしょうか。
また、低予算で映像作る時は間違いなく参考になります。
番組が長く続くにつれて編集のウデがあがっていくところなんかも見ていて勉強になります。
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